期待してるってことだとはいえ

母の 日々食べたものや 出来事を書く 日誌

たった今食べたものが 違うものとして書かれたとて

今食べたの これじゃないよ〜て やんわり言うか

どうせ 見返したりしないから そのまんまでもいいか…て 流せばいいのに

今 食ったの これじゃねぇでば!と キツめに言っちゃったり

「んで何食べたっけ?」で 言い直したものの

おんなじこと 何回も 繰り返したり

それとて わはは またいってるがな と 笑い飛ばすこともできるに

今朝は あ゛あ゛ぁ゛っ!とか 唸ってしまい

更に

東北アララギ会 会誌「群山』への 歌稿

もう 何百万回も書いたものだとて

これじゃないの書こうよ〜て 詠題さしあげて

違う扉が開くよう 促せばいいものを

やたらと とげとげちくちくなものいいをして 自分が いやになる

ああはぁもおいやだいやだいやだおのれのものいいがいやだっ!と

当てつけるつもりではないが 当てつけたような感じに叫んでしまい

ちと 頭冷やしに 父の部屋に こことこ滞在しておる 蝿を 本格的に 捕獲せんと

虫取り網を 振り回し 捕獲

その後

母が 歌稿を 書いている台所の 蠅たちも 捕獲

本日 来訪分は 多分 みな 捕獲できた

気持ち切り替えて

なるべく ご機嫌で 歌稿 助太刀しよう

すまんかった

煮出し麦茶 飲んで 母も もうひとふんばりぢゃ と

朗らかに 言ってみる

その応えが「肩揉んでもらう!」

おめぇ「肩揉んでもらう」でねくて「肩揉んでけろ」でねぇのがんや人さもの頼む時っつったら!…なんて

ふざけた不機嫌さで 返してみる

いろんなこと 今までみたいに…て 母に 期待しすぎてるんだ

わかってるけど 焦れてやっちまう 己の けつのあなのちいささを 省みつつ

流さず たちもどって たてなおすさ

諦めんな おれ!

そんな感じ

さぁて もうひとふんばりぢゃ

コメントをどうぞ