彩子さんの映画

知ることで
足りなさを 考える きっかけができる
より広い 深い 安心につなげられる
そんなことをしみじみ思います
その きっかけになるであろう 今村彩子監督さんの映画
たくさんの人に 届くといいな

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伊賀で上映があった7月9日、仙台市では
宮城県聴覚障害者協会創立70周年記念式典が開かれ、
父が私の代理で感謝状を受け取りました。

私は参加できなかったので、ビデオメッセージをお送りし、
式典で上映していただきました。

ビデオメッセージ(3分)
https://youtu.be/LveoFuoJkgo

5月に小泉会長さんから感謝状を私にというメールをいただいた時は、
多くの方々が東北支援をされている中、私でいいのかなと思いました。
しかし、私を選んでくださった皆さまの気持ちが一番嬉しく、
取材の時のことが思い出され、胸にこみ上げるものがありました。

映画「架け橋」は、小泉会長をはじめ、宮城県聴覚障害者協会の皆さま、
手話通訳の皆さまのご協力のお蔭で、
取材させていただくことができました。
また、映画制作スタッフや多くの仲間が「架け橋」の制作に
協力してくださいました。

そして、東北を支援したいと気持ちをもった全国各地の方々が
地元で上映会を開いてくださったお蔭で、
多くの方々に映画を観ていただくことができました。

そして、映画を観てくださった方々が、自分にできることは何かを考え、
行動に移しています。

一番印象に残っているのは、気象庁の地震津波防災対策室長の荒谷博さんが
映画で聞こえない人たちの存在を知り、
「聞こえない人にも情報を伝えるためには、どうしたらいいでしょうか」
と熱い思いのこもったメールをいただいたことです。

荒谷さんは、東京と高知で、聞こえない人のための防災教室を開き、
約5,000名の聞こえない方にお話しされました。

また、先月は、私の地元である名古屋の河村たかし市長さんが、
「障害者の災害対策を考えるためには、まずは知ることから。
映画の上映会をしましょう」と言ってくださいました。

他人事ではなく、自分事として受け止める方が
こんなに沢山いるということにとても勇気づけられました。
小泉会長さんをはじめ、皆さまの思いが
全国各地で「架け橋」を生み出しています。

これからも皆さまとのご縁を大切にしたいと思っています。
本当にどうもありがとうございました。

「架け橋 きこえなかった3.11」
http://studioaya-movie.com/kakehashi/

写真1.左からナレーションを担当してくださった小島 一宏さんと音の調整をしてくださった新美 滝秀さん、堀 雅司さん(2014年の時の写真)

写真2.菊地信子さんと。「架け橋」の取材の最後の場面が終了した日(2014年8月)に撮りました。

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