

ナミアゲハ幼ちゃんの 成長の 妨げになる
あしなが一族からの 守りを どうしたらよいかと 思案しつつ
それぞれの 形での せめぎあいやら
命の全うに
どこまで 手を出してしまってよいものか も
迷いどころではある
人参花で 脚を 花粉に染めて
ぷふふふふん と 動き回る姿
薔薇の 葉陰で 子らを ずっと 撫でなでしているような 有り様も
ナミアゲハ幼ちゃんに 関わりあいにならない蜂たちだから…というわけでなく
そのものの生きる姿として
全くもって 罪なく 美しくて
罪なるは 己の身の内の 寄せておきたい 引き離しておきたい 勝手なる 思いのままに
何をか なそうとする 心持ちであろう…なんてなことを 思い巡らせて
薄曇りの空のした
じりじりと 焼けつく