また踏んでゆく

風紋のように

消え去る

また 踏んでゆく

描いてゆく

忘れ去られても

いつか ほんの一瞬

あなたの目蓋の裏に

あるかなしかの 残像

陰影が 浮かんだとしたら

それでいい

ほんの一瞬を 

永遠に 拠り所にして…

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