あ ら…

先日 細倉マインパークから 帰る道々

ここいらの美しいところを 毎日せっせと 掘り出しては

もっとみんなにわかってもらいたい と 策を練り続けておられた 阿部さんのことを 思っていた

ほんとだね 美しいね つながなくちゃね あなたの遺志は 受け継がれているよ わたくしも 微力助太刀しますね なんて頼りないことも 声にだしながら…

また 滲むものがあって

路肩に車寄せて 眼を拭った

そして 途中「あ・ら・伊達な道の駅」に 寄った

裕福の入り口と 幸福の入り口というのがあり

迷いなく 幸福の入り口から 入ったものの

この設定はなんなのだろか?

ご利益?

人を篩分ける 罠みたいな?

ご利益とか パワースポットとか 目先の欲に頼りすぎると

本当の力を 感じ 受け取れなくなるぞ

ま そんな力とっくの昔に失ったまんまの暮らしになってるんだろうけどさ

なんかちょっと かなしいね なんて思いながら

駐車場へ行く 途中

あしもとに かみつれ草

おっ♪ちょっとうちにきてくれまいか?なんて 声かけて

根っこまずら 引き抜けず

途中で ぷちっ!てな茎 何本か…

あっ いてててて すまんすまん すまんけどうちにきてくだされ…なんて言ってたら

すぐ 近くの車から 男の子が 上半身乗り出すようにして こちらを まんまるにみひらいた目で こちらを凝視していることに気づいた

うひ…

きっと この 男の子の 胸の内の篩で

わたくしは ヤバイ人の 箱に 仕舞われたのだろうな

まぁ いいや

世の中いろいろ いんのよ 安心して己の道を行け…生きづらいかもしれんけど♪てな 意味合いを含んだ 微笑みなど かえしてみる

一瞬 戸惑うように 眉根寄せてのち

顎 突き出すみたいな 会釈を返してくれた

おとな~♪

…なんてな 色んな思いが 行き交う 帰路でありました

コメントをどうぞ