幻想即興曲~砕く~
守るものなどないさ と
知った風な口をきいて
手のひらを握ったままで
ふざけるな と こじ開けて 叩きつける
膝にぶちまけられた それらを
拾い集めるでもなく
うすら笑う おまえ
己の手を汚さずに 砕かせる 目論見であったか
いいだろう
巻き込まれてやるさ
どこまでも
粉々に
もろともに…
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