木の下で

欅の木の下をゆくと

雨でもないのに

ちぴ と 一滴にも満たない 露が

落ちてくることがある

他の木でも まぁ あったりするだろうけれど

欅の 並木道が多いから わかりやすいのだな

んで 以前もいったかもしれないけど

なめてみると なんとなく 甘いような気がして

もしや 樹液では?と 思ったりもしてたのね

舐めた手前

虫のしっこじゃありませんように…と 願いつつ

本日 ゆるりと 畑奥の 山椒の辺りにいって

若葉などぼんやり 眺めておったら

ちぴ…

あっ 滴

見上げたら あわふきさん一家

あ…あんたらの 吹いたもんですかね?

舐めた印象は 甘くなく 寧ろ 渋かったかったのだけど

欅の下のと 同じや 否や?

ちいと 複雑ですが

葉っぱ色の いのちの仲間たちに 会えるのが これがらどんどん増える 喜びで

舐めたもんが 不味いとかなんとか

結構 些細で どうでもよいや

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