
土筆を 仰ぎ見る

蒲公英先生に ひれ伏す(見下ろしていたとしても…)
はるのいのちに 敬服の日々

雉尾川あたりで
深呼吸
小寒いけど
すがすがした

芽芽芽芽芽馬鈴薯
半身 六個に
まるまんま 三個
灰など つけつつ
無事 畠に おさめました
あとは 野となれ山となれ…じゃだめだな
まんず ちょ と 油断すると 密林になるから
時々は お世話しよう
家の人々から「大丈夫か?」と 心配されたので
霧雨も やんだし なんとか 植えられたよと いったら
「いや あんだの その泥棒みでぇな 格好で 庭うろうろしてたら 通報されんでねぇがと 思って 大丈夫か?て 言ったんだ」とな
いつものことだ
たぶん 大丈夫だ

桜を見上げて
きれいだねぇ て 言ったら
ん?てな 顔で 見上げた お子たち
あぁ
たのしいなぁ 面白いなぁ ではないものは
これから 感じる心が 育ってゆくのかもしれないな
たくさん 美しいものを見て
あぁ 美しいなぁ と 扉が開くような思い
育ってくれますように と 思った
なんだか 貴重な時期に 関わらせてもらってるな なんて
改めて思う

見上げる花より
身近な花
お子たちの きれいだねぇ は
ぢびたに まいおちる 花花に 贈られた

かつての 大きいさんたちが
こっそり 遊びにいってた 河原の 秘密の場所 偵察
せいのび気分で
どきどき わくわく
こわごわだけど にこにこ

たくさん 転びながら
大きくなってゆこう

枝を拾っていると
「ちょうだい ちょうだい」とか
「○○ちゃんも~!」と
手をのばしてくる
はいどうぞ と 差し上げてた時期もあったが
今は そっちにもたくさんあるから 探してごらんよ に なんとなく スライドしてる
自分で 探し出す喜びに 目覚めたまへ なんて 呟きつつ
そしたらば Kくん
はじめ すぐもらえないことに 不満げであったものの
「あっ あったっ♪」と 表情が 変わった
「これも ここも こんなのも♪」と
あっという間に
片手で 掴みきれぬほど
もりもりに 枝を拾い集めた
しかも その中から
「はいどーぞ」て 渡してくれた
持ちきれなかったからとか きっかけはどうでもいい
でも わあぁ ありがと~♪て 受け取ったら
また もっと 弾けるほどに 満々に 膨らんだ 表情で
ぴょん と 小躍り
しばらくすると また「はいどーぞ♪」と
小枝をくれた
あぁ 自分で 拾うよろこびだけではなくて
わけっこしてよろこんでもらうよろこびも 見つけたんだね
なんだか うまれたての「よろこび」の 初々しさに
ちょ と 震えた