叫びつつやる

母の 歌稿仕上げ 優雅に 珈琲飲みながら 立ち会いのち

己の 舞台衣裳作成して 昼下がりに 頼まれ事 用足しお出掛け

ゆとりをもって ばんげのおかず下準備してから

うちピアノ仕事…と

ゆとり計画大風呂敷 広げてみましたれば

歌稿用の 原稿用紙ないわ

買いに行った先に 売ってないわ

むうううぅ

のっけから 己の 広げた大風呂敷の はじっこあたりに けつまづく

目の前のもの事一つ一つ 受けてこなしていくのと 大差ないにしても

決め事すると とたんに しくじり感

気を取り直して

昼下がりにする予定のものも 全部 携えて

再び 買い物用足し済ませて

昼飯準備

白石温麺 餡掛けにしよう~♪と

汁の仕込みと 麺 茹でるための お湯 ぐらぐら沸いたあたりで

仕事の電話 相次ぎ

あたふた 対応してたら

いつまで 待たせるんだ的 表情の父 台所 入場

麺茹で始めてくれちゃいました

最初からやってくれよ…と 胸のうちで 一瞬 舌打ちしたくなりつつも

いやいや なんも言わぬうちに 引き継いでくれて 感謝感謝 と 気を取り直して

電話終了後 汁 仕上げ

食後すぐ 母の歌稿 仕上げて

さっ 今度こそ 自分の 衣装へ…と 向かい合ったものの

のびのび生地に 普通ミシンで 伸びぬ糸…

時々 挫けながら

叫びながら

なんとか 形が見えてきた…のだろうか

夕方以降の お針子仕事が 辛くなるお年頃…

でも ピアノ仕事 第二部を 跨ぐので

致し方なし

腐っちゃいかん

挫けちゃいかん

自分でやろう…て いったんだもん

楽しいんだもん…とか 自分で呟くも

何度か うまくいかなくて 叫んでしまったようで

家族ら「くわばらくわばら」顔

あ~ぁ

毎度すまんね

がんばる

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