こみ上げたり

昨日は「おひさま原っぱ保育園」の 卒園式だった

コロナ対策で 換気などに 注意しつつの 縮小版

それはそれで とても こころ温まる ひとときだった

卒園式は 園長先生や 担任の先生が 中心になって すすめてくださるので

わたくしは ちょっとした サポートしかしない

おうちの方々もおられるし

大好きな担当の先生との お別れの日だし

お子たちは いつもと違う 緊張感とか

たぶん 意識して 立ち向かう はじめての 環境の激変で

いっぱいいっぱいになったりもしてて

週 二日だけちょいちょい と あそぶ わたくしのことなんて 構っている 暇などない

へたすると いつもあそんでる人…なんてことも 浮かばぬほどで

その日一日 一度も 目が合わない…なんてことも

よくあることなのだ

それでも 大好きなお子たちの 門出を祝う 思いと

さびしさと…

毎度毎度 片想い的 心持ちだよなぁ て 思う

今回の 卒園式で 久しぶりに わたくし 勝手に作った「おひさま原っぱ保育園のうた」を

園長先生が「園歌」として 「職員みんなで歌いましょう」と 言ってくださったので

何度か お子たちのいるとこで 練習したのだけど

それを聴いてた お子たちが

ワンフレーズ 口ずさんでくれてたり

夕方遊びのときに お膝に乗ってきて

「ねえねえ おひさま原っぱ歌って~♪」と せがんできたり

最後の伴奏のとこ グリッサンド(鍵盤に指を滑らせて音をだだだだだーっと鳴らす奏法)で 終わらせるのだけど

そこのとこを 気に入って まるで 指揮でもするみたいに 腕を 水平に 切って 合わせてくれる Aくん見て

おおぉ 体現してくれとる♪と うれしくなったり…

コロナ騒ぎで ざわついた 心持ちを やさしく 撫で撫でしてもらえるような日々でもあった

帰り際 Aくん ご両親が やってきて

最後の保育のとき こっそり作ったダンボールの「ウルトラアイ」

「一昨日から 肌身離さずもって ずっと変身し続けてまして…ちょっと 折れ曲がると『直して』て 持ってくるんですよ」て にこにこ 報告してくださった

うわ♪本望 と なんか 込み上げそうになったりして

でも そんな 湿っぽくなりそうなとこ

「またあそびにくるねっ♪」と 手をふってくれて

うんうん また会えるね♪て

こころ照らされる

そういや『おひさま原っぱ保育園のうた』の 二番

卒園式バージョンとして はじめの部分

「『またね』て 手をふって 名残は惜しいけど またちょっとたったら あそびにきてね」て 歌詞にして

ゆっくり歌うのだけど

そこのことを Aくんが「ねえねえ 夜のとこも 歌って」て 言ってくれたのだった

あぁ いいね その感覚

もともと 独創的 想像力 創造力の 芽生えを感じさせてくれてた Aくん

ここのところは「ねえやってよ」「つくってよ」とか

出来合いのものに 走り勝ちだったけど

時折 やり取りのなかで みせてくれた 独創的感覚

まだまだ 健在だ と 思う

伝えるのは 今しかないな!と

Aくんの そのよさ 感覚的なこと 独創的なこと…具体的エピソードも 含めて

きっとまた 芽吹いて いいとこにつながりますとも!ぜひのびのびのばしてくだされっ!と 取りまとめるように お話しした

「あ~ でも そうですよね『やってやって』になっちゃってますけど たしかになんか工夫してましたよね」て

しみじみと 思い返すような 表情してくださった

取り急ぎだけど伝えられてよかった

そんなこんなの ひととき

たくさんの 宝物たちの 門出

その背中に エールを 贈るよ

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