30分ほど
頭の上の遥かな辺りに
何かなっちょる などと
ゆめうつつで 目覚まし呼び鈴をやり過ごす
ひ~
でも なんとか準備したさ
出掛ける間際に 用足しうけつけん とかいったら
起き出してきた父ったら わたくしの 姿見るなり
おかさんの ずぼんはきかえだの起き上がり助太刀だの と
今いっとかんと!とばかりに 畳み掛け
朝御飯とか弁当の準備を中断しろと言うことかっ と
若干いらっ としつつ
やりました
すまぬ ばたばた助太刀で…
落ち着くため
出掛ける間際
おとなりさんちの 雨に濡れた 梅の香を
肺いっぱい 吸い込む
よし だいじょぶそうだ
こうして 己だけでは どうしようもなくて
敢えて 木々草花に 助けを求むる 心持ちになるのって
芯の部分とか 髄のあたりが ぐなり と 疲れているときなのだよな
気を付けようっと