片手で 折り紙

わたくし 昔 折り紙がすごく好きだった

こことこ とんと ご無沙汰だけど…

母は

ちぎり絵の お教室やってたけど

もともと折り紙は 好きではなく

今まで デイサービスで やってきた 折り紙は

「片手じゃ 折らんねぇおん ただやってもらったって さっぱす おもしゃぐねぇ」と

不満で ぷんむくれ

残念な 感想ばかり

つい先日も ちぎり絵の教室 自主練で 待っていてくださる生徒さんに「もうすべて手を引くから 別の方 先生として引き継いで やってほしい」と 申し入れたり(しかし 生徒さんたち「こられなくても 五十鈴先生と 繋がっていたいから このままの形にしていてほしい」などと あたたかなお言葉 くださった)

好きだったはずの 短歌詠みも

しぶしぶいやいや風

なんだか あれもこれも 停滞気味

しかし 数日前 手伝ってもらいながら 折った 鶴を 持ち帰り

「また 折られるようになってみっかど思って」と

今でにない 手応えあること いってきた

でも 手伝ってもらわないとできないし「あんだ 忙しいべがら…」と 引っ込めた

きけば 折り紙ボランティアさんは

季節ごとの 素敵なテーマで やってくれるものの

みんなでおんなじものを折りましょう とか

片手では やれないでしょうから と 折ってくれちゃったり

全面的 サポート手伝いしてくださってるらしい

片手でも折れますよ を 見せてくれてるわけではない

片手でだって ある程度 できるはず

何をどうサポートすべきか しなくてもおっけなのか

まず 己でやってみた

両手使えるものが 片手でやることと

からだの事情で 半身不随になったのとでは 勝手が違う と 言われてるけど

片足で立つことより

片手で何かすることの方が

まだ 可能性は いっぱいあるはず

折り紙引っ張りだし 片手のみで 鶴を 折ってみた

苦戦するポイントは あれど

やれんぢゃん♪

それぞれの指先と てのひら 手首の ポイントを 活用するのぢゃ

時には 口もな

さっそく 今朝 共にやってみた

コツを 伝えるとき以外は 母の 折り紙には 添える手さえ 出さずにやった

やれた

かなり 大雑把な 性格が 仕上がりにも出たけど

いやがらず

もうこりごりともいわず

「もすこし 練習が必要だね」なんてなことまで 自分で言ってた

おおおぉ♪

なかなか の 展開

倒れて 左半身不随になってから 5年と半年

停滞ばかりでもないのだな

希望の光のひとつだ

いいぞ♪

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