震えた!

昨日「打藝衆『傀』」の ライヴに 駆けつけた

元締めの 保科さんは

1月7日に 六華亭遊花さんに お声がけいただいた ステージで ご一緒した方で

普段 笛の音あたりの 高い波長は あまり 聴こえないのだけれど

舞台袖から 覗いていたとき

ひゅう と まっすぐに 届いてきて

うぉ♪ なんぢゃこりゃ!? 今までにない感じ…もっと聴きたいっ!!と

うずうずしてたの 

やっとこ 叶いましたる

at 仙台演劇工房 10-BOX別館 能-BOX

のっけの「序の譜」ですでに 何やら揺さぶられてたものの

二曲目『風唄(かざうた)』で

涙 ぶわ なんつって

困ったぞ

音を聴く…なんてものじゃなく

太鼓の 律動が 己の鼓動にそっくり 移し替えられたように

内側から 響く

なんと 太く満ちている音であろか

篠笛を始め

奏でられる 音が 旋律が 染みる

生音も 耳に注ぎたくて

ひととき 有能補聴器オーティコンアジャイルプロライトミニさん 外したりしてみた

即興もありありで

アイコンタクト 目配せ…なんてな 部分的なものではなく

その時間と空間に満たしたものまるごと 感じて 反応し合う

魂配せ…とか いっちゃうか?

そんなふうに 互いを感じながら 打つ

…いや「打つ」だけではない

その楽器そのもの余すところなく 鳴らしているのだ

鳴らしているその人そのものも 鳴っているのだこりゃ

そりゃ 響くとも!届くとも!

曲が移り変わるときに お話をしてくださったりもするのだが

普段喋りな やわらかさ

それなのに

次の曲が始まる 明らかな目配せが ない

おいおい いきなりかよ!?に 誰も 戸惑うことなく ひゅっ!と 焦点が合わさる 始まる

その瞬発力

題名の一つ一つが また 秀逸

新たな言葉との 出逢い

題名を 知らずとも一つ一つ素敵なのだろうけれど

題名を踏まえた上で 聴くことの 世界の広がりが また たまらなく良い

アンコール前の曲(一応表向き 締めの曲)で 

「決め」が いまいち…と 思われたか

だだん!と 締めたあと

「いやいやいや も一回!」と メンバーのお一人が 言って

最後の盛り上がるフレーズのとこから も一回…

本番でそういうのって あまりないかも

でも それがまた 全然 よくって

むしろ素敵で

それは もう 聴く側も ほぐれてひらかれて 同化しちゃってるからか

むしろうれしくて

うわははは♪て 笑って

また 泣いた

お子 お二方も すんごく良い♪

対象的な表情が また ぐっときた

己は動いてなくても この躍動感に ひたひたに浸れることのしあわせ

もしかしたら 人生で 生き迷ってるひとは 太鼓を叩くが良い!とさえ思う

14曲 あっという間の ニ時間

またきっと まみれに行きたい!!

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