ユキちゃん

母 週三日 デイ・ケアに お世話になってるけど

そのうちで「木曜が 一番好き」と 言ってる

「お風呂も入れるし 延長なしだし ユキちゃんも来るし」と…

同級生の「ユキちゃん」

デイ・ケアに 行こうかな…と 決めるとき

母が行ってる 曜日に重なるように 決めてくれた

いもうとさん?が かつてやっておられた 整骨院で 用いてた 湿布を 閉じたときに たくさんもらった…と

分けてくださった

母も 愉快なひとときを 楽しみにしていた

けれど ここ一ヶ月ほど おやすみ続き

心配して 電話したらば 入院しておられると きいて

いてもたってもいられず「手紙書く!」と 母

こことこ「目が見えなくなってきてるし 疲れるし」と

あまり 手紙も書きたがらなくなってたけど

奮起して 書いて 出した

「ユキちゃん」息子( みんなのお兄さん的 存在…わたくしの同級生 豊美くん)から

「手紙ありがとね」と メッセージ

目が見えなくなっていたので 読んで聞かせたら よろこんでいた との報告と 同時に 訃報でもあった

母に 伝えると

「あぁ…なんだべ…」と言ったきり

目を閉じた

気落ち この上なし

なすすべなく 受けとるしかない

麻痺してない方の 右の親指の付け根が 「使いすぎて痛い」というので

「ユキちゃん」からいただいた 使用期限切れになっちゃってた湿布だけど と

貼った

「ユキちゃんから いだだいだやづがぃん…なんだが うんと 効いでる気がする」と母

んだね 効いてるね

「ユキちゃん」のお陰で 過ごせたこれまでの 楽しいひととき 歳月のすべてが 注がれてるのだよ

ありがとうございます

いかしていかされて

思いに支えられて いこうとおもいます

コメントをどうぞ