ざらついた表皮

なんだか 心持ちの 表皮が ざらついて
いかんともしがたいもので
…だって 見えないし さわれないしね…
でも 確かにそんな感じがあって
思わず 庭の松の木…昨年夏に「こりゃもうだめだ」と 植木屋さんが 伐っていった 残りを
なにがしかのものにしてみようか…と
鋸ひいたり
鑿で 表皮 削ったりしてみた
皮のあいだに あおくろみどりにひかる ちっこい 甲虫が 木を美味しく召し上がっている様子を見たり
松脂の脈みたいなもんを 削り出したりしているうちに
あぁなんか 楽しいなぁなんつって
じゃっかん すがすが
心がたくさん 身じろぎ…というか 心じろぎしていたせいですかね
きっと 身体の動きが たりなかったのであろ
ふぅ

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