11歳の君へ

今村彩子監督さんの 最新作『11歳の君へ~いろんなカタチの好き~』

世の中の 人の心は 性は いろいろなんだよ

ろうの世界では さらに その「いろんな」を 生きていくのは 大変な思いなのだけど

それでも その人なりを 生き生きと 精一杯 生きて 活かしている人たちがいるんだよ という

応援歌的でもある

届いてたのに すぐ観ることができぬまんまでいた

こことこ とてぱたして なかなか じっくりと 作品を観る時間をとれずにいた

でも これは チャプターに分かれているし

とても 観やすい

途中で 真夜中の 母の おしっこ助太刀があったとしても なんなく 中座できた(一時停止はしたぞ)

がつがつ と メッセージを 叫ぶでなく

独特の 距離感と 踏み出し感が やさしい

今村彩子さんの やわらかでしなやかな 心遣いが 隅々まで ひかりを当ててくれている感じ

文部科学省選定作品になったということでも わかる

「あぁ 同性愛ね」とか

「マイノリティのことでしょ」なんて

浅い知識で 知ったふりして カテゴライズする かっちょわりいひとびとにも 伝わるといいな 

自分の当たり前が 

本当に 自分を生きて…の 当たり前なのかどうか

ただの 世間的な刷り込みに まんまとのせられて 疑いもしないだけなのか

そんなことも 一人一人が 思い巡らせてくれたらいいな

いろんなかたちが それぞれに 幸せでありますように

エールと共に 贈られた 花束のようであります

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