恐怖の豆まき(立場的に わたくしは まかれるほう青)
保育園に 鬼さんたちから「行ってもいいかい?」と お電話あり
やって来たらば
ここに 連れていかれちゃうよな 悪い子はいないから 出ていけ~と
豆を撒いて ぶつけて 退散させる
…ですが
やはり パニックになって 豆入れごと 投げ出して
泣き叫んだり
逃げ惑ったり
フリーズしたり
励まされて 先生にしがみつきながら やっとこ 一粒 放ったり
毎度のことながら 大騒ぎのうちに 終了
そののち 何食わぬ顔で おはようございます~と 入っていったら
「森せんせ いま 鬼来たんだよっ!見なかったっ?」
「豆ぶつけたんだよ なかなか逃げなかったけど 当たったら 出ていったよ」て
さっきまで ぎゃん泣きだった 大きいさん
済んでほっとして 泣いたことは さておき
少しは 立ち向かえたことを 照れつつも 胸張る
車停めて まっすぐここ来たけど 鬼 見なかったなぁ
すごいね 鬼 追い払えたんだね
見たかったなぁ(うそつきおとなめぇ)とか言いつつ
ちょっぴり 自信ついたような お子や
涙のあと 乾かぬまんまの お子や
まだ 恐怖 おさまらず 先生に しがみついてる おこたちと そのときのことなど 様子を聞いた
ちょ と 前に 戻った 緑鬼だった さとこせんせいは
お腹がいたくて トイレにいってるうちに 鬼騒動があって 見られなかったから 吉田先生が 撮っててくれた 写真を見てるとこ と…
すこし遅れて ゆきこせんせいは(赤鬼やく)
鬼から 追いかけられて 突き飛ばすようにして 逃げてきた…と
ゆきこせんせいを 心配したり
まだ 鬼がそこら辺にいるか 心配そうだったり
でも ここには 勇敢に 豆撒ける人たちがいるって わかったから きっと 鬼はもう 来ないよ と 励まされて
なんとなく 切り替えられてきて
お散歩に出る頃には
概ね にこにこになっていった
大変なこともあるけど
立ち向かって なんとかできる 越えてゆける 自信
蓄えてゆこう
ふぁいとだ お子たち(すまんすまん)