黒磯途中下車

なんかのわけあって

ちみっと 列車 遅延

んで 発車時刻電光表示との ずれに気づかず

乗っていい電車に 乗り損ねた

むうぅ

それに乗れたらば 早く帰れたかもしれぬ

一本あとのに 乗ったら

黒磯にて 連絡待ち 一時間二十分ちょい

こ…これは 生そば冨陽さんで そばがきコロッケと ラガービールと ゆずきりに いい時間

昨日 しこたま 呑んだから

今日は 呑まないつもりだったの…よ

へへへへへ

二日連続なのに 

んまいわ♪麦酒

たまには 他のメニューも…と 迷ったあげくに

いつもの そばがきコロッケと ラガービールと ゆずきり

他のも食べたことあるのだけど

この季節は どうしたって この 柚子の魅力 最大限発揮!の ゆずきりの 柚子香に 四方八方から 抱き締められたいのね

なんだそりゃ!?ですが

幸せなんだから ほっといて

途中下車しないしなぁ なんて人は

ついでとかじゃなく

まっすぐ 冨陽さん 目指すがいい♪

んで 蕎麦湯も ほわわん と 香ることに 気づく

これは ゆずきりの 蕎麦を 茹でたものだからなのですて

蕎麦湯 ランクアップ的 んまさ

それぞれのもの 口に含む度に

んはぁ♪なんて

幸せの角度 ななめ45°上を 仰いでしまってたら

ふと 壁にかかってる まあるくあたたかな字の 巻物お手紙に 気づく

お?

見山鯛山さんだっ♪

二十年近く前

毎週木曜に 東京の パントマイム お師匠 はとちゃん&まんちゃんの パントマイム稽古に 通っていた頃

まだ 冨陽さんの 美味しさ喜びに 気づかずにいて

乗り換え待ちを 黒磯の町 あちこちめぐっていた

スーパーマーケットのなかに 本屋さんがあって

そこに 見山鯛山さんの エッセイが たくさんあった

『本日も休診』シリーズ

とっかかりは 大好きな おおばひろしさんの イラスト表紙に 惹かれて 買ったのだけど

軽妙酒脱って こんな感じ?というか

のんびり愉快であたたかな 文だった

黒磯近辺に お住まいだったかた

森繁久彌さんの ドラマだか映画の原作にもなったって…

冨陽の 江面さんの かあさまと 鯛山さんが 仲良しだったとか

鯛山さんの 娘さんは おおばひろしさんに 絵を 師事して

冨陽さんの 箸袋や トレードマーク(顔本の プロフィールアイコン)やら 描いてくださってるのだと

かつて受け取っていたもの

時を経て

忘れていたものが ぴょん ぴょん ぽこぽん と 飛び出てきて 繋がる

なんだか たった今の自分が 寄る辺ないような 心もとなさに 揺れていたのに

いろんなものから 支えられて 繋げてもらって ここまで いかしてもらったような感じ

すべてのこと 無駄じゃなく

これからも 活かしてもらって 歩いてゆけるような 心強さまで 唐突だけど 湧いてきた

うれしい

食べ物以上のもの 今日もいただいて 帰路の 残り ほあほあ しあわせ

酔っぱらったわけじゃないよ

ありがとうごさいました

上京の 車中で 年賀書きしたのだけど

帰路では お休み

疲れで 字が 更に乱れそうなもんでね…

んで 河鍋暁斎記念美術館 ミュージアムショップで買った

榮太郎黒飴…暁斎古木寒鴉図缶の

素朴な 飴 舐めながら

『未来のだるまちゃんへ』かこさとし著(文春文庫)を 読む

ぽん と 手のひらに 受け渡されるような ことば

かこさん 素晴らしいなぁ と

いちいち うなる

決して 急いで行く気配のない 阿武隈急行線

鈍行だよ

福島発 角田ゆき 最終電車に 乗りましたる

寄り道かます 金銭だけでなく

時間的な お貯金も 底をつき

しずしずひたすら 角田へ向かいます

本日は 阿武隈急行線フリー切符の日 てことで

「片道600円以上の人は 窓口で フリー切符買うように」との お告げ?あり

やさしいのぉ

窓口に 前に 角田駅にいらした おんちゃんが 出て

覚えててくださったのか

「おぉ♪」てな ちょ とした ご挨拶 感嘆符あったのが うれし

キャンペーン ラッピング電車なので 暑苦しい感じだけど

まぁ いいや

帰ったらすぐ 母の おしっこ助太刀&明日のデイサービスお出掛け服準備だな

かたんことん 揺られゆく

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