クラフトジン

ジン・トニックに特化したという クラフトジン「欅」

親戚 新澤醸造店の おばちゃんに 送っていただいた

ここしばらく 呑んでなかった

久しぶりに 呑むに 混ぜものして呑んでみた

ジン・トニックにしなくて すまぬ

ジンといえば 呑みはじめたのは

北方謙三さんの ハードボイルド小説の 影響だったので

マティーニにしたりしてたものの

その後 タンカレーの うまさを知り

これは 割ったり 薄めたりするのがもったいないので

原液でばかり 呑んでた

酔う

強く酔う

酔うのが好きだった

後の 醜態を 顧みずにな…

身体壊す一歩手前まで行ったことがある

前より 酒に弱くなって 

呑みたいけど

その後のことが怖くて

あまり手を付けなくなってた

でも 今なら 割ったり薄めたりして しずしずと呑むことも 受け入れられる

ほどほどに呑めば 悪酔いも 二日酔いもしないものだ

呑んだあとの しくじりの 思い出のせいで

怖がってただけだ

わたくしも大人になったものよのぉ

…なんつってな

震災後 ご縁つながった 助さん(ドリアン助川さん)の ライヴに 駆けつけた 真夏

電車トラブルで 8時間以上かかってしまい(普段は5時間半くらいの 鈍行乗り継ぎ)

その最中 飲食全くせず 後半はほぼ 立っておって

脱水症状近い状態になったことに気づかず

ライヴ会場について すぐさま ジン・トニック(ジンバックだったか?)頼んで 一気飲み

程なくして 卒倒したという 体たらく

それも ジンのせいではないのだ

あほか!

ジン・トニックは 実は好きでないのは

トニック・ウォーターのせいなのだ

あの苦味は いらない

申し訳ないけど ただの炭酸で割ってみた

賞味期限切れてる 乳酸菌飲料も 入れてみた

何というカクテルになるかわからないけど

そこそこうまい

甘い酒なんて 呑めっかよぉ!なんて 息巻いてた 若い 生意気なわたくしに 言ってやりたい

そのときそのとき そして その後 美味しく快適にいられることは かっこ悪くもなんともないよ

身の丈を知れよ…てな

いや 別に自分 かっこよくないの 知ってた

かっこよくないなりに 

かっこ悪いことを 避けたがってたなぁ なんてなことを 思う

今も 変わらず かっこよくない

まるっと 無様なまんまで 開き直っただけだ

でも 心持ちは だいぶ らくちんになった

そんなこと 浮かべて ほろ酔い 一歩手前で 締めた

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