ひめおどりこそう わたくし

そこにいたのは わたくしです

冷たく寒い日々の

ほんのひとときの 日溜まりに

いそいそと ひらく ひめおどりこそう

そっけないふりして

ふいに 思い出したように ひらひらと 手をふる

あなたの 眼差しに 

浮き足だって 踊ってしまった

わたくし そのものです

たとえ 明日 雪が降ろうと

咲き 踊った ひととき

しあわせでしたから

今度は わたくしが

手をふりますね

ひらひら

ひらひらと

秘めたる 思いの 踊りのように

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