ぬかりありあり 締めの どんと祭

本日 どんと祭

本来なら…と 毎年言っとるが また 言っちゃう

かつて じいちゃん 存命の頃は

家のあちこちから外した 正月飾りと 年末に 剥がしておいた 神棚の古い貼りものなど 束ねて持って

真夜中 零時の 時報とともに 

「や〜ほいほいほいほい〜!」と 腹の底から出す じいちゃんの 野太い掛け声ののちに 続いて唱えながら 家の周りを 回って

そののち

「おでんずさん(角田の 天神社)」に行って 正月飾りらを 焚き火に くべて

帰宅したら「あかつきがゆ」を 食べて 寝るのが 習わしだった

昔は 小豆を入れて炊いた お粥に

厄年の人たちから受けた 紅白の餅を 入れてある

なかなかに ハードなものだったもんで

幼い頃は 夜中に そんなもんたくさん食えぬ…でっあたものの

残しちゃならぬので

たくあんや 白菜漬けに 励まされて 平らげたっけな

今 あかつきがゆを なるべく避けたいさん(ははとあんちゃ)多数なので

あっさり 小豆粥…てな感じにしてある

夜中に行ったって もう 焚き火も人も明かりも 何もなしになってるので

早めにゆかねばならぬ

今年は 略式も略式

ばんげに あかつきがゆを 食べることにした(かつては 普通どおりに三食食べたあとの 真夜中過ぎ 暁粥)

食後に や〜ほいほい

例の如く わたくしが 先に立ち 野太い声で「や〜ほいほいほい〜!」と叫んだあとに

あんちゃが 小声で かわゆく「やぁほいほいっ」と 早く終わんねぇかな気分 ありありとにじみ出てる感じでついてくる

おでんずさんへは 8時前に 着けたので

まだ 焚き火も 燃えてて

消防団の方々も 結構おられて ほっとした

あんちゃと二人で 来れない ちちははの ブランケット 焚き火にあてて 煙含ませた(のちほど二人に 纏わせる)

社務所に 同級生 げっぴくん いてくれて(普段は 仙台大神宮の 神主さん)

ちょこっと 話できた

地震で壊れた 表の鳥居は なんとか 直せたけど

社務所とか ほかのあれこれ 改修せねばならんのだ てな 話も聞いた

なんとか 助太刀したいもんだ

小学生の頃 取っ組み合いの喧嘩みたいなこともしたっけな

柔道やってて すんごいケリとか(しかしそりゃ柔道じゃねぇぢゃ!)してきても 悔しくて 反撃して 周りのみんなから もうやめろやぁ!て 引き剥がされたっけな

…なんてなこと思い出して

穏やかな物腰で 多くの 参拝に来られる人たちに 向かい合ってる姿が

あぁ 年月♪とか しみじみ

帰宅して 

煙含ませた ブランケット ちちははに 纏わせて 無病息災〜♪など 唱えて

よき 正月行事の締めとなったなぁ なんて

ふと見やれば

神棚の中の 天照太御神の 御札みたいなやつ 

古いのだしてなかった!と 気づく

…くくく 抜かった

しかし 去年 一昨年も いろいろあって 古いの貼りっぱなしなどなどやらかしてたので

まぁ 大きな問題でもない

むしろ 森家らしい てことにしとこ

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