おはずまんさん

てくてくして

八幡神社によったらば

どんと祭の おめかししてた 大杉たち

いつにもまして 凛々しいのぉ なんて

見上げたら

しゃぁぁ~ん♪と 

透明なシンバルでも鳴らしたように

日が射してきた

透明なシンバルなんてないだろけどさ

なんか そこいらを わからぬほどの細かい振動で 震わせるような

胸のうちが さやさやとなるような瞬間だった

むかし 桜の花まみれで 酔ったときに近いけど

もっと すぅ とか ひんやりした感じ

そのままそこにいたら

木の幹の中に 沈み込んでいきそうでもあって

あぁ そんなんもよいな…なんてね

お昼にみる夢だったか?

八幡神社から

角田中学校を 見る

バドミントン部の部活で のぼりおりなんかもしたことあったなぁ とか

演劇部になってからは あめんぼあかいなあいうえお…の 発生練習したなぁ とか

中学時代のまなざしや 想いを 手繰ってみたりもして

懐かしさはあれど

戻りたいわけではないなぁ と 思う

でも

たのしいことせつないこといやなこと

それらすべてがあったからこその今

あの頃も引っくるめてすべて

かけがえない 愛しい日々の積み重ねでもあるのだな

…なんてな

気恥ずかしいような 思いにもとらわれつ

あの頃の わたくしには「けっこうしあわせにやってるよ」といいたいけどおこられそうでもあるかもな

ふふふ♪なんて

一人ごまかし笑いして

かしゃこしゃぽきぱきと

落葉落枝 踏みしめて

気持ち新たに改める

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