半径30センチ的スケール翻訳

本日の アラビア語 授業

Seedahmed 先生に お年賀を 渡した…てことで

その文章を アラビア語に 訳してみよう ということになった

あけましておめでとうございます は 

同じような 慣用句があって なんてことなかったものの

そのあとの文章が なんとも できませなんだ

己のかいた文章を 説明するにあたって

干支のこと

掛詞についての話

もののたとえ…など

あれこれ 言葉を 尽くしたら

先生には「おぉ♪そういうことなのですか」と わかっていただいたものの

それを アラビア語に 置き換えるとしたら…と 言葉を選ぼうとしても

なんとも 要領を得ぬ 

言い換えもできず うろうろ どまづいて 日本語わからない人のようでした

翻訳方法の 直訳…そこに連ねたることばを まんま訳しては わけわからんだろうし

意訳にすると そんなことだけ 言いたい訳じゃない…と 足りなさを思い知る

先生に伝えたように

直訳して そのなかのわからんことを 

注釈で 書き連ねる方法が良いのかもしれんけど

かなり 注釈長々と説明せねばならんね

それでは やはり 味わいは変わる

意味を伝えたい?

引き合いに出した ものものの 手触りを伝えたい?

違う文化や 考え方を持った人に

同じ 律動で

味わいで 伝えるのは 困難至極

昔の言葉遣いの持つ 手触りなんてものにこだわることさえ

無意味のようでもあり…

むうううぅ

それでもきっとなんとか伝えたいものだな

思えば その詩のような 散文の内容は

自分の思いを 相手に伝わる形にして 届けたい…という 思いをかいたようなものなので

ここで挫けちゃ駄目なのだけど…

律動とか 機微みたいやものをも なんとか伝えたいと 思ってるけど

翻訳てなことになると 立ちはだかる 

それぞれの 生きてきた 足の下にある 国のありかた 文化や 思考のおもむき…

どこまで 共感できるものなのか

探り やり取りしないと できぬものだね

まぁ 年賀のなかの文は

多数にかいたとしても

不特定多数に 発信しようと 書いたものでないので

届けたい人に届いたから 問題はないとしても

せっかくだから 翻訳してみましょう…と 不特定多数普遍的翻訳に 切り替わった瞬間に

方向を失った感じなのかな

己の 発信しようという 欲は

あまり広いところに向いていないな…と

相変わらずの 半径30センチ的スケールを 痛感する 

机上の 空転七転八倒でした

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