かつては「墨を摺る 静謐な時間が好き」といってた母だけど
ちみっと いやいやながら風に
墨を摺る
鬼娘 わたくしは そこんとこは 手伝わない
ひとつ
ふたつ
自分の 詠んだ歌を書いてから
たからぶねの 歌を書く
書くリズムは 衰えていないよ
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