7daysbookcoverchallengeSpinoff「こことこ読んでた」その7

こことこ…というか

さっき読み終えたのですが

とりあえず #7daysbookcoverchallengeSpinoff の こことこのテーマ「こことこ読んでた」の 7回目に捩じ込む

『特殊清掃人』中山七里(朝日新聞出版)

わたくしの中では もう「盤石」中山七里さま

人物それぞれが 確かなる重み

今の社会問題なども 滲んでいる

殺人事件物の どんでん返し カタルシスとは ちょこっと 趣きを異にする

「『護られなかった者たちへ』の著者が贈るヒューマン・ミステリー」と うたうだけあって

そっち系

中山七里さんの 著作 読んでおられない方には そっち系って どっち系よっ!?と 叱られそうですけど

よかったら読んでみてくだされ

孤独死ののち しばらくしてから…の 描写は

ひ〜!となってしまう方も おられるかもしれない

いのちが 人格が あった頃の存在から 

物質になってしまうこと

かつては もっと身近にあった 死の現象

殺菌 隠蔽され過ぎて

精神的な部分ばかりに特化されて語られ 

むしろ説得力も 薄れ

かえって 軽々しく

想像されなくなってしまうあたりのことを ちょっと 心許ないなぁ と 思ったりしていた 

そこいらの 描写に関して

実感を持って 受け取れたのは

夏あたりの にゃんこらの 看取りが あったからであろうな

物質に分解され

それを 食らうものたちが そこに密集するなんて

見られるものでもなく見たいものではないけれど

生きてある奇跡や

かけがえのなさを

しかし あっけなさをも 感じたのだったよ

…そんなことを 思い返す

ちょっと 本文と ずれているかもしれないけど

色んな面で

うん て 頷いた

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