本を開いて 人に出逢う

物語に感動しても

その 誰かの創作の中に 生きたいわけではない

かつての 出来事との 相似が

倍音の如き 呼応と共鳴 を 生んで

震えたのだから

自分を辿るのだ

生み出した その人の来し方を 眺めたいのだ

共鳴の 音源を 探すみたいに

本を開きながら

結局 人に出逢いにいくのだなぁ

コメントをどうぞ