電車の窓のそと
林
木漏れ日
思わぬ 小道
いつか 降り立ちたい場所が
いくつも 目にとまる
ゆき過ぎる
今は ゆけない
それは 残念さというよりも
「いつか」という ひかりの てん てんが
いくつも 増えて 連なって
心細い 道行きを 照らす 行灯のようでもあり
きっと…と 手をふり 見送る
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