きっと通じ合うものもあるはず

ばんげののち

30分ほど ピアノ仕事なので

母に

茶の間で デレビを観ているか(炬燵はあるけど 猫出入り口あけてるため 寒い)

久しぶりに 父のベッドの横に いてみるか(温かいけど 母の車椅子を 待機させられるのは 父があまり聞こえないであろう左耳側なので 反応は期待できない) 

きいてみたら

はじめ 茶の間 と 言ったものの

こことこ父の顔も見てないじゃないのよ と 水向けたら

「30分くらいなら おとさん 応えなくとも 話しかけてみっかな」と言ってくれたので

父の横にいてもらった

30分後 行ってみたら

案の定 問いかけに 応えはなかったそうで

もぞもぞ 手を動かして 布団がずれたり 酸素チューブが 外れたりして

なすすべもなく そこにいるしかない自分で 申し訳ないような思いになってしまった…とな

でも 一見 やり取りできない風でも

通じ合うものもあったろうと思う

どんな形になったとしても

二人の これまで 築き上げ 重ねてきた日々の 思い 

信頼感は

揺るぎない とも 思うから

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