牛帰る

タップ稽古ののち

父の病院 まわって 帰宅

ばんげの支度してたら

茶の間から 叫び声

「牛 帰ってきたよ~!」

思わず うわああぁ!と 叫んで

天麩羅鍋の火を止めて 茶の間に駆け込む

あまりのテンションに 一瞬 ひるんで 逃げ出す うっし~

すまぬ

心落ち着けて

声も 押さえて

うしっ!と 呼び掛ける

撫でる

写真とる

普段 そんなに 写真など撮らぬ あんちゃまで

携帯電話構えてる

涙でた

よかった

出迎える 喜びをありがとう

ここ四日間

悲観と 楽観との 寄せては返す 大波に

心揺れ揺れでして

そこいらの 振り幅が

大きな 安堵のため息と共に

凪ぎの 水面のようになりました

ふうううぅ

あまり 鳴かない うっし~なのに

なにやら 鳴きながら 一気に ごはん食べた

どこかに閉じ込められた状態だったりしたのかな?

くんくんして 調べた限りでは

特殊な匂いも 汚れも 怪我も ないみたいだ

よかった

揚げかた いまいちになっちまった 天婦羅ではあるけど

この上ない御馳走気分であった

ご心配くださった皆々様

ありがとうございます

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