南瓜花色

南瓜の花 色の ひかりで 包む

溝のところに

よたりよたりと 蝶々

ひかげさんのなかまか

かばまだらさんか…

色褪せているようでもあり

どちら様?と にじりよったら

くいっ と正面向いた

そんなとこで よたりよたりするよりも

花のところへ 行きませぬか?と お誘いしたら

しぶしぶ?手に 乗ってきた

南瓜 南部一郎さんところに 乗っけたら

あまり この花はねぇ…てな感じで

花に背を向けた

なんか 余計なお世話しちゃいましたかね?

いや別に いきたいとこにゃ 勝手にいくし

乗っかったから なにか取り返しがつかぬことになるわけでもなく

なんてこたぁありません…と 言ったか言わなかったか…

あんなによたりよたりして

手にまで乗ってきたのに

まばたきしてるうちに

す と 消えた

夢のようだね

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