栗たち すまぬ

あんちゃが 頂いてきた 栗

ながながと みずにつけといたら

たのしく 剥けた

うきうき 栗ご飯を炊いた

…しかし

うきうき 調子に乗りすぎて

米を あれこれ混ぜてしまい(古い玄米と 古い餅米と いつもの米)

水も 相変わらずの 雑適当っぷりで

自業自得とはいえ

炊きあがりが 叫びたくなるような 残念さ

みたみたしてる…て感じかな

んもおおおおぉ!

ただでさえ あまり 栗好きじゃない 母も あんちゃも

いつになく 無口になる ばんげの 食卓

申し訳無さと かなしさで

すま〜ん!かなりの失敗 と 言ったら

「う〜ん…炒めてみたらどうかな?」と あんちゃが ぼそりとつぶやく

きっともっとひどいことになるでしょう

いっそ ついて 五平餅みたいにする?

いや きっと 更に 誰も食べない

わたくし 責任とって 時間かかっても 全うしますとも

思わず 父の 経管栄養 仕舞いのとき

栗が かなしいことになっちまってさくくく…などと こぼしてみる

目をパチクリして 無言

すまぬ 

何が何やら いつも以上にわからなかったろうよ

のして 乾燥させて 煎餅にならないかな?

ならないだろな

そんな日もある(そんな日ばかりだが)

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