大事大事に

震災以来

幸せの呪文となった「イカナゴノクギニ」

「喫茶・輪」のご主人の かあちゃんさま お手製の いかなごのくぎ煮

もう 本体の部分…というか いかなごたちは

すでに食べ尽くして

なくなってしまったのですが

そのたれを かき集めて

胡麻など入れたものが

あとちょ…とだけ 残ってます

水 木 と 保育仕事に 弁当持っていくとき

これを混ぜたご飯を お握って もってゆくです

喉元過ぎても 震災の時にいただいたお心遣いや

何気ない日常の 有り難さを 思い出せるのは

この美味しさが ずっと変わらないから

後味が 舌の上から 消えても

胸のうちに 滋味が ずっと残っている

ことしいただいたもののたれ…残りわずかだけれど

きっとこの思い

ずっと なくならないのだ

実は 震災後 すぐに送ってくださったときの箱

うちまで配達にならずに 営業所まで 取りに行ったときの…

いまでも 取ってあるのですよ~

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