すいかずら

忍冬(すいかずら)

花の盛りは もう過ぎたのだけど

今でも

ふっ と 懐かしく愛しい 季節の思い出を 語り出すように

ひとつ ふたつ 咲く

盛りの頃のように 辺りに満ちる香りではなく

近づいたものにだけ

ささやくように 香る

秘密を 聞かせてもらったようで

なんだか どきどきしてしまうよ

草刈りされそうなところから 引き抜いて 水に挿しておいた 忍冬の葛(すいかずらのかずら…変な言い回しだけど 発音したくなって つい使ってしまう)

よくみたら 実のようなものが なっている

これは 埋めたら ここから 芽をだしてくれるものなのだろか?

やってみようかな

己の力不足を

種々の 命繋ぎで まぎらわせてもらっている日々

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