昨日
帰宅したあんちゃも
うちピアノ仕事 終了した わたくしも 次の準備に すこぅし 忙しない 宵のあたり
いつもなら 食後すぐ おしっこ助太刀したのち 茶の間にて 落ち着くはずの 母
食卓のとこに しばしいてもらってた
すると
母が 不機嫌な声で「ちょっと…」と 呼びつけてきて
髪結んでた ゴムをはずして 振り乱し
「もう ふたっつでもみっつでもいいから ゆっつべでくなぃんわっ!」と
かなり おむずかりの ご様子
なんだなんだなんだ何不機嫌になってんだこのお嬢様はっ!?と
わたくしも 若干 苛ついて 返す
ほだん 言うんだごったら 四つぬ ゆっつべでけるっ!と 言い放ち
ざかざかっ と 梳り 結い
ほれっ!と 後ろ頭 写真撮って みせた
不機嫌だった 母
梳けずらるる 気持ちよさと
みずら(みづら)風でもある 妙な髪型に
「なんだい こいづ?」と ぷっ と 笑った
こいつら 機嫌悪くて めんどくせぇ的に 遠巻きにしてた あんちゃも
「ちょっとそれ…面白いけど 出掛けるときは やめてね」と 笑いに加わる
やすやすと 険悪の 泥濘に 填まってしまいがちなの
なんとか ぬけだせた
いつも うまくいくわけじゃなのだけど
こういう ささいなことは
頑張ろうと思うの
無理 ではなく
自分も たのしくなれるから
でこぼこですまぬが
これからもよろしく なんてこと
こっそり 思うの