日々弔う

毎日

だれかしら 逃がし

弔いて おる

猫らが咥えてきたもの

生きていたものたちだから

掃除してゴミ箱に ぽい もできず

庭の 土の上へ

もしくは EM堆肥の 容れ物へゆく 三角コーナーへ

「それもどうかとおもうけど」と あんちゃに言われたりもしつつ

また 生きていたものたちを 拾い上げる 夏の日

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