湊かなえさん

湊かなえさんの 本は

『リバース』『Nのために』『豆の上で眠る』しか 読んでなかったかな

でも 重たいテーマだとしても

どれを読んでも きっと しっかりと納得できてしまうんだろうな なんてな 勝手な 印象をもってる

彼女の エッセイ集『山猫珈琲』上巻(双葉文庫)を 読んだ

作家さんならではの 愉快な …とか

思いもかけない 着眼点…とかでなく

とてもとても 穏やかに

丁寧に「ふつう」に 考え

暮らしておられる

ご自身の物語に出てくる人たちのことを

「自分と同様、一見どこにでもいそうな人たちばかり」と 言えてしまう

「ふつう」と いう 漠然とした 存在を 表すならば こういうことなのかもしれない と 思える

それが とても 心地よい

いいなぁ

奇を衒うでなく

「ふつう」であり続けることの 強さ

確かさ

そんな基盤から 人を惹き付けるものがたりを うみだしてゆくという 底力

デビュー作の『告白』今度読んでみよう

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