おかえりなさい はみるとんさん

ある朝 いきなり 動くのをやめた 機械式腕時計 はみるとんさん

地元の 頼れる時計店 毛利時計店さんに お伺いしたところ

ゼンマイ切れでしょう とのことで

ついでに オーバーホール的なことも お願いします と 伝えておりましたが

部品が もう作られていないものらしい とか

手持ちの 合いそうなものでなんとかしてくださるとのことでした

んで 本日 仕上がった連絡いただき

いそいそと 引き取りに うかがった

オーバーホールは メーカーさんにでも 送って やってもらうんかな?なんて 軽く考えてたけど

今 そういうことできるメーカーさんは ほぼないらしい…

なんですと!?

んで すべて 毛利時計店の 素晴らしき 職人おとうちゃんが やってくださったとな!

1の歯車 2の歯車 3の歯車…とあるうちの

3の歯車の 芯棒が…とか

不具合箇所のことを お話いただいていて

ゼンマイの素材のこと

はみるとんさんの メーカーは アメリカだけど

実は基盤となる 機械は スイスが作っているのだとか

職人さんならではの 知識 世界地図

あらゆる方向に広がりゆく 興味深いお話の 数々を 聞かせていただく

おもしろかわゆい時計だなぁ と ちら見していたものが

実は 毛利さんが すべて 手作りで 組み立てておられるという話

ぎゃ〜!!

この時計も あの時計も その時計もすか!?なんつって

興奮してしまった

直していただいた 愛しい はみるとんさん 手に戻しときながら

新しいのが欲しくなったりして うずうずを抑える

機械が見えるけど なおかつかわゆい色絵柄の懐中時計…よだれ…(なぜよだれなのかわからんけど 垂れそうになって 慌てた)

母が昼寝から起きちゃうかも…てな 制約なければ 延々と お話伺って 時計眺めて 職人仕事も 覗かせてもらいたいっす!!!

いやはや

随分前に オーバーホールお願いしたときも

「もうそんなに長くやれないから」なんて おっしゃってたけど

申し訳ないけど まだまだながながと やり続けてくだされ

お値打ちお宝 時計の数々

いや むしろ

それらを 作り上げ 直し続け

まだまだ 面白がりながら 新しいのを作っておられる 毛利さんが 宝物だ

はみるとんさんも もちろん 更に 大事大事に つかってゆきます 

がったがたのぼろぼろつぎはぎの こちたない ベルトのまんま お恥ずかしい思いで お願いしたものの

「ベルト…ご自分で工夫して直されたんでしょ?面白いね」なんて 職人さんならではの 目の付け所

ふふふ

いやぁ うれしいな

ありがたいな

記念に頂いてきた 切れたゼンマイ

なんかに 活かそうかと 思い描いたりして にやにやしつつ 帰宅したら

母からの おしっこ助太刀要請電話が 自宅電話に もりもり入っとった!

すまぬ〜

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