煮え煮え 墓参り

昨日
墓参りの後半
角田のお寺にて
足場が大変に じゃかじゃかしたところをとおって
母とわたくし二人で 父実家 お墓に 行かんとす…というとき
いくつかある 登り口の 小階段前に
父がくるまをとめた
杖もってよたよた 母が降りかかったとき
階段を降りようとする 夫婦らしき方々
あっ…こんなところに停めてしまってすみません…と 声をかけたらば
その おっさん わたくしの方を見もせず 車を ねめまわすように じろじろ見て
「…ったく 普通こんなとこに停めっかよぉ…」と 吐き捨てるようにいった
申し訳ない思いを はじめに いったのに受け止めてもらえなかったからなのか
一方的に 非難だけして 受け付けない態度が 癪にさわったのか…
わたくしのなかで ぶづっ!!と 切れる音…いや でも 爆発したら 面倒なことになる…と とっさの判断も一応しましたが
ちゃんと歩くのが大変だからなんだよっ!!
と 背中に向かって 投げつけた
振り返ったのは お連れ合いの方のみ
ぐぉあぁぁ~
心の奥から 唸り声が 沸騰点越えのごとく…
でも まぁお墓ですし 彼らいっちゃいましたし
こちらの落ち度でもあるものね…と おさめようとしたものの
ふつふつとまらず
母も 何となくは 事情わかったようだけど
わたくしがそこまで 煮え煮えであることには 気づいておらなかった模様
んで そこでのお墓参り すんだ頃
いや…さっきさ…と 言われたこと 言ったことを 並べた
ほんとはさ この野郎吐き捨てるだけでひとのめもみねぇでしたてにでてりゃつけあがりやがっててめぇも足骨折して少しの段差も辛い思いとかしてみろっつんだこのあほんだらがああっ!!て 言いたかった…などと 熱くなっていったあと
情けなくて 涙にじみつつ 吐きそうになった
でもいったらもっと 吐きそうになったろうな
言わんでよかったですけど
そんな話ししたら ちみっとは すっきりした
ひととおり 聞いてのち 母「だんだがさんそっくり(誰かさんそっくり)」とね
そうです
いまでこそ 寡黙温厚に おる父ですが
正義感とか 喧嘩っぱやさ ピカ一だった過去
無謀運転の車を停めさせて 文句をいうだとか
当たり屋やら やーさまたち お相手せねばならないこともあった オイル業界におった人ですんでね…ま いろいろ 武勇伝あるわけで
わたくし か弱き 女の子ですけど
どうも 血のなかに 森富二男らしきものが 脈脈と流れているのは 感じてます えぇ
あぁ そんなことが ちみっと尾を引いてもおりましたが
なんとなく 吐き出しといて よかったよ

コメントをどうぞ