次へと受け渡そう

ぎちぎちぎちと 

触角さえ 刃のごとく

得るもののために 突き進み

傷つけ

奪いながら

奪われたりもして

傷つき

そうして

閉じていった…

とりつくしまもない 鎧さえ

あなたの いのちのやわらかさゆえ と 思う

土が 包んでくれるところにいこう

次のものたちに譲ろう

あなたが蓄えたものは

きっと 受け渡される

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