血を流してまで

午前中

急遽 父の 導尿カテーテル交換で 病院へいくことになり

介護タクシー 手配やら

ケアマネージャーさんに デイ・ケアに 変更連絡してもらうやら

なんとか 問題なく 終えて

あの用足しこの用足し…と あちこち回り

帰宅したら 年賀状書きの続きのはずが

間もなく ちちはは デイ・ケアから帰宅するぞ時間 迫る

むむむ

用足し以外

やりたいこと なんも やれなかった感

このままでは 残念な気持ちで ちちははで迎えるような 気がして

なにかひとつ!と 見回してみたれば

そうだ

先日 あんちゃが珍しく「君の分だよ」なんつって

ラムネを 買ってくれたのだが

それが 容易く ビー玉 取り出せないタイプ

飲んだあと

また あとで 取り出そう コーナーに 置いといたのだった

よっしゃあ

過去のも合わせて 四本

ビー玉取り出し 決行だ

手近に 鋸があったので

ごりごり とっかかり傷つけたら

ペンチで 捲ればいいかな

固いプラスチック 丸みを帯びてるで

手を滑らせて 怪我しないように 気をつけて…と

まず 二瓶

うまくいった

もはやあと五分くらいで 帰宅かな

あと二つ あとからにしようか

いや 今のうち 切れ目だけいれとこか と

すこぅし 慌てた

…らば

ものの見事に

づろんっ!と

恐れていた通りの 手の滑らせ方

鋸を 左手人差し指 第三関節あたりに ひきました

流血しました

血塗れ ラムネ瓶

ちょっとだけだけどね

ああぁ

焦るとろくなことないや

でも ビー玉は 四個 手のひらに 転がせたから

満足だ

血と汗と涙の結晶 というほどのことでもないけどさ

さぁて

ばんげの支度に とりかかるだ

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