旬に 呼び出される

一昨日 もぎたて胡瓜をいただいて

その んまさに 母 昔を思い出し

仕事中の わたくしに 電話かけてきた

「じいちゃんいっつも作ってだっけね…そのあと おとさんも 作って ばあちゃんと 私と かわりばんこに採っても 採らんねのあって ヘチマみだぐ でっかぐなって…」と

その後 なんにゃらか緊急の話に 繋がるのかと思って 聞いてたら

「ほいづ思い出したら あぁ 今は からだこだんなったから 朝 胡瓜 もぎさいがんねぇし なにより おとさんも からだよたよたで 胡瓜 作らんねぇし なんだが 哀しくなって 泣いっつまんたんだげんとも ほしたら おとさん『なんだ 俺まだ死んでねぇんだがら 泣っこだぁねぇべ』つって ごっしゃがった」とな

一ミリも 急ぎのご用事はありませんで

すまぬ 今 仕事の合間なんだけど…といったら

「あっ ごめん」と 切れた

ははははは

胡瓜は ほぼ年中あるとしても

やはり 季節ものの んまさは 格別だものね

すぐに 電話かけずにいられぬほど 

確かな 胡瓜味だったのだね

まぁ よかったよかった

しかし おかげで 週末まで もたせるはずであった 「ひっぽの元気な味噌」すっぱりとなくなっており

車検で 車 出してしまったもんで

なくなく いつもと違うの 買ってしまいました

ま それもひとつの新しき 出会いですけど

それはさておき

ほんに 旬ものは んまい

旬でないときの 胡瓜は 食べなくてもいいなぁ て 思う

ありがたや

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