


本人…というか 本蕾らは
なんら 思惑など ないのだろうけれど
おかあちゃんに おんぶして 夕日を見ているかのよう…なんて 投影などして
あぁ 母にも 夕日の美しさを 見てもらいたいなぁ と 思うのに
ひとつひとつは かけがえのない 瞬間のなのに
瞬間の 数々を
忙しなく ばたばたと やり過ごすばかりで
時に ささくれだった 物言いなどして
ごめんよぅ なんて
蓮の蕾に 謝ってる暇あるなら
とっとと 目の前の 現実の 乞われていることどもに
手をのべよ…て ことなんだが
うつつの 波に呑まれて
澱んで 見えなくなりがちの
胸の奥の泥濘の 底に 確かにある
脈打つ 愛しい思いを
浮世離れて 馳せたる思いの
いくぶんか 澄んだあたりから 探り 思い出したりもして
それを手土産にして
現に帰ろ