百段階段 和のあかり

昨日 初めて 訪れた

目黒雅叙園 百段階段

なかなか 味のある建物内部ですのね

百段 ど~ん♪とはいえ

一段一段の 踏み心地 足裏触りが

やさしいし

それぞれの 部屋への よりみちみちみち 楽しくて

窓からの光も やわらかで

百段の 圧倒というのは そんなにない

はじめのお部屋「十畝(じっぽ)の間」は 螺鈿と 透かし彫り?見事な間

そこに 葛飾北斎のあかり…浮世絵行灯と 江戸職人のあかり…江戸切子 かんざし 漆 組子

和紙を通した やんわり照らすあかりが やさしくて

ここで眠りたいなぁ なんて思った

その次は「漁樵(ぎょしょう)の間」は 木彫りが あちこち がっつがつの ぼっこぼこに 施されてて 騒がしい印象

しかも そこに ど~ん!と 「祭りのあかり」ねぶた

わわわわわ!と インパクト

つぎの「草丘の間」では 夏のあかり…江戸風鈴 

んで 次は お待ちかね「清水の間」…暗闇に浮かぶ月のあかり~美術家 中里繪魯洲の世界~

副題でもわかるように ここは 部屋を見る気持ちよりも

繪魯洲さんの 世界に 酔いしれる空間になっとったのですね

棲みたい…と じんわり思う

このかたの 鉄の 石の ものものの闇と ひかりの あやなす空間…静かなのに 絶妙な饒舌さ というか

硬質なのに なぜか それぞれの 気持ちの輪郭に ひたり と 添うような しなやかで 可塑性に富む 創造物というか…

あぁ また わけわかんないこといいはじまったぞ…

ま とにかく わたくし 惚れてるんだよ この 世界によ

文化財をめぐる目の 人たちが

ここでだけ 美術館のような 眼差しになっていた気がする

次の「星光(せいこう)の間」も 造形作家 川村忠晴の世界 と 題しての 作品世界

四季草花 彩るお部屋に

自然の葉っぱや実に あかりを施す

優しい光に満ちてたなぁ

お部屋に飾りたいなぁ てな 感じ

「清方の間」では「美濃和紙あかりアート展」

まさに アート施したる 紙が 光を 和らげていた…けんど

一つ一つの行灯が もんのすごく 主張激しくて

まるで ざわめいてるようでもありました

並べ方にも よるのだなぁ なんて思う

「頂上の間」は 「柳井金魚ちょうちんまつり」というだけあって 提灯 ぴゃ~ん♪と ぶら下がりまくり

その下で 記念撮影しまくる 浴衣の おねえさんたちで ごった返してて

まるで お祭り会場でした

他のとこでも 記念撮影してる方がいたのに

雰囲気が それぞれ違うって 面白い

この 雅叙園の 百段階段のあたり

昭和十年に 建てられた…とはいえ桃山文化や 江戸文化を 伝える作りだとか

古きよき 雅やかなるところなのに 

Facebookで 2回目無料キャンペーン…和のあかり展の 様子を アップして 「いいね!」を 十個以上つけてもらえた人には 2回目 入場料無料ですと!

今の時代にも 添うておる!

まぁ 長々しちゃいましたけど

お時間あるかた

八月九日まで やってますで

お出掛けしてみてはいかが?

撮影可能ということで

中里 繪魯洲さん 作品など

いっぱい 撮らせていただいたものの

すべて載っけると

ぱんぱんに なりそうなんで

また のちほど ご紹介する…かもしれませぬ

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