見重ねる

見抜くことなどできない

いつだって そのものを見るときは

見「重ねる」のだな

鴨居玲さんの『私』には

解釈云々でなく

わたくし を 見た

展覧会での 注釈説明…目録に 書いてあったから

会場で 読むんじゃなかったな

あまりに 饒舌すぎて

愛情感じつつも

まっさらに 観ようという 思いが 削がれてしまった

惑わされず観ればよいのだろうけど

よわっちいもんでね…

まぁ とにかく

字を読まずに 眺めたい作品を

みかえしつつ

帰路

コメントをどうぞ