7daysbookcoverchallengeSpinoff「おどる」テーマ その4

自粛おうち時間をたのしく…と 誰かが 始めた

7days book cover challenge

そこから勝手に派生させた

1テーマの 七日間

題して #7daysbookcoverchallengeSpinoff

まだやんのかよ!?

きっと しつこくやるね もりあやこ…

今週の テーマは「おどる」

4日目は

『病める舞姫』土方巽(白水uブックス)

あまりにも有名な「暗黒舞踏」の創始者 土方巽さんの 著書

タップは もう 始めていた

パントマイムに 出会う 二年前くらいに 買った本だったな

自分で 創ってゆくことへの 模索が うずうずしていた辺り

角田にも「土方巽に 捧ぐ」という 舞踏が来た

おきゃくが 10人に満たない

誰も去ってはならぬ!てな プレッシャーの中

暗黒は にやにやと

うねうねと

すっぽんぽんと

果てた

よくわからぬものの

その頃 読みかじっていた 澁澤龍彦も「暗黒舞踏」に 触れていて

この本に たどり着いたのだったか…

比喩の 独特さ

しかし 時折 そうっ それっ!と

激しく 共感というか

人が分かち合えない と 拒絶した光景が

わたくしだけのものではなかったのだな と

仲間を見つけたような気持ちになったのだったわ

お前ごときが生意気な!と 信望者たちに 首 絞められそうなこと言ってますけど

そう感じちゃったんだから しょうがないぢゃ!

舞踏的なものは

大々的に 宣伝したことはないのだけれど

ご縁いただいて

あち

こち で

こっそり やらせていただいたことがある

ならったというより それっぽいものを 指南していただいたのは

大好きな あがりえおっちゃんから…

世界で一番小さな人形劇 や パントマイムで 大人気だった おっちゃんだけど

舞踏家としても

国内外で 大喜びで(本人が)舞うていた人なのだ

元 山海塾の 岩下徹氏に 師事したとか

角田の 天神小劇場 こけら落としの 舞や

大蔵山の 石舞台の 基礎が 出来たときの 舞に 来てもらった

わたくしも 居合わせ

動きあわせ

舞あわせさせてもらった

おっちゃんが 気功と 舞踏から 得た 着想…遊気 という教室みたいなのを開く前の 実験台 稽古と 称して

サシで 稽古してもらい

見事に 気で遊ぶひととき

「終わってから 気が ほどけて どっかに飛んでいっちまったまんまだと危ないから ちゃんと 集めて 戻して 引き締めないとな~♪」といっといて

二人で ふらふらと 花の 香りをたどって 道を行き

迷子になったことがある

…その辺りのいきさつは

あがりえおっちゃんが 逝ってしまったあと

捧げる作品『おっちゃんがくれたもの』に 籠めた

大の大人が うそくせぇ!と 思う人もいるかもしれないけど

迷子になった わたくしたちさえ 「嘘だべ!?」と びっくりして

そんでもって 泣くほど 笑ったっけな…

またすこし 泣きながら

長野の町の 練り歩きおどりとか

山の風に吹き抜けられたこととか

田端の住宅街の うろうろだとか

泥足で 田んぼに めり込むかんじとか

こころが あちこちに うかび ただよい おどりめぐるのだ

あぁ

「つなぎ目がなくなり」ゆく感じ

思いは 何よりも 自由にゆけるのだな

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