何ができるというのか…と 思うけど

遅めの帰宅後

そそくさと ご飯食べて

明日の 定禅寺2✕3での パフォーマンス 準備

練習する というよりは

ものものを 準備し

かつて 何度かやった 物語だとはいえ

そのまんまをなぞるでなく(なぞれないし!)

その物語の大枠の中

しかと 息づくことができるか…という 要点の確認 とでも いうのかな

怠け癖 サボり稽古の いいわけじゃない…つもり

嘘くせえか…ははは

まぁ そんな 間際どたばたなことやってるとこに

珍しく あんちゃが 焦った声

「わわわ…鳥の鳴き声がする あっ!咥えてる!」と

さきっぽちゃん(避妊済 ♀ 一歳)を 捕まえてきた

まだ くちばしの横が 黄色い こっこ雀を 咥えてる…

普段 にゃんこらが 何咥えてこようとも

あ〜あ〜あ なんて やり過ごしてるのに

もともと 鳥好きで

雀っ子さんには 毎朝欠かさずご飯やってた あんちゃ

ここ2年くらいは ご飯を撒くことによって

にゃんこらが獲物を捕まえやすくなってしまうため 

撒くのを やめてしまっていただけ

雀っ子さんは 助けたいらしい

わたくしが さきっぽちゃんの口から 雀っ子さんを救出しろということか…

目を閉じてるけど 血は出てないようだ

さきっぽちゃんの 口角に 指入れて 口開かせて 雀っ子さん 救出

ふぅ なんつって さきっぽちゃん放して

行ってしまった あんちゃ

んで?その先もわたくしになんとかしろと?

前も そんな救出して

結局 息絶えてしまって

どうすればよかったんだようぅ なんて 泣くしかなかったんだよな

でも これ また 無闇に 放して また捕まえられたり

どうぞお食べなさい する気にもなれず

車庫においてる こちたない 鳥かご 引っ張り出してきて

雀っ子さんとともに 水とご飯粒とを入れてみる

息はしてるようだけど

ぐったりして 食べやしない

その横で 明日やる予定の『線を ひく」の 気持ちの流れを なぞってみる

やおら ぱささささっ と 羽ばたいたりする

あぁ いのち と 思う

そして いのちを 命とも思わぬ 残酷さへと 移行してゆく流れを確認してみたりもして

舞台前だっつうに どさくさの夜

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