緑に洗ってもらって

毒づきたい思いもあった

人のマイナスなところ ネタみたいにして言い続けてる者の言葉を目にして

吐きたくなったり

歯の浮くような言葉で ご機嫌とりの 構ってちゃんも

かわいげ と 思えなかったり

己の預かり知らぬ世界など どうでもいいことのはずなのに

がさがさちくちくと ひっかかるのは

己に向けられた やいばでないにしても

誰かが傷つくことへの 頓着なしに 

小狭い 世界で ぐるぐる回りながら笑っている 人の気持ちが いつまでたっても そこにあることの 恐ろしさ

傷つく人たちに なにも 力になれてないことの もどかしさ

でも そんな 嫌だと思う ぐるぐるに 巻き込まれてしまわないように

ゆっくりふかく 息をすってはいて 

森羅万象の 緑に洗ってもらって

ゆったりじっくり また わたくしなりに 動いて 向き合ってゆけばよい

傷を癒すちからがなくても

新たな傷が生まれないような なにかに つないでゆけばよい

漠然とした思いだけれども

向かう方向を 思い直す

光に向かおう

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