野外劇団 楽市楽座

空間の詩人 パントマイムの 清水きよしさん 繋がりで

何度か お名前は うかがっていたものの

仙台にも 一度来てくださってた とは 言うものの

まだ なまに お目にかかれてなかった 家族旅芝居一座 野外劇団「楽市楽座」さん

昨日 「あ♪のねの会」打ち合わせの後

たどり着けましたる

今回の演目は『小さなオバケたちの森』

場所は 仙台の 錦町公演

竹で組まれた 素朴な天幕…のようで

考え抜かれ 改良を重ねてたどり着いたであろう 造形

要所要所に ここでしかお目にかけれぬであろう 素晴らしき 設え

水に浮かぶ 回り舞台って♪すげぇ

扮装はなさっていても 役柄に入り込むわけでもなく

淡々と 演奏なさって 

お客様がいらっしゃると

「はい~♪いらっしゃいませええぇ」と 迎える

お客様が 居を定めるまで あれこれ 押し出さず さりげなく 見つめつつ 迎えておられる感じ

しかし 始まるや否や

これなんだろうそれなんだろう?なんて 考えるまもなく

ずんずんぐいぐい 濃く 太く 力強く 描きあげられてゆく 異世界を 目の当たり

投げ銭お願いの歌も 差し挟み

ちゃんと 現実を見据え

でも 異世界 ごり押しだけでなく

ふとした 合間に ゆるんと 染みだす やわらかさやさしさ 

これは いのちへの 子守唄のようでもあるなぁ

ぐるっとまわりながら

あんなこんなそんなだけど 生きている生きていく

お月さまの声?

わたくしのなかも しぃ しぃ しぃ♪ て 撫でられた

ふふふ やさしぃね♪

毎回ある その地の ゲスト

「えほんよみきかせ」さんが どうさしはさまるのか?と 思いきや

なんとも 盤石!なる 安定感

ここにそれでこんな風に 揺るがないって すごいなぁ

とにかく この形で 生きている人たちがいること

思いを込めて 舞台という形にし続ける底力

感服♪でありました

舞台に降り注ぐ 雨 時折止んだりもしていて(回り舞台の真ん中は 天…客席だけ雨に濡れぬという 造り)

終演と共に すぅ と 雨がったのは

演出とさえ思えるほど

場所をも味方につけながら

これからも みせてくだされ

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