思い出のたま 撫でながら

あなたのいた ふかふか毛布

においが うすれてゆく

うけとめた ひざの

おもいの 

あなたのかたちの くぼみを

なぞると

まだ 泣いてしまうのだけれど

きっと いつか

しゃぼんだまみたいに

ほあほあと うかばせてくれるだろう

きらきらしい 思い出の たま

撫でながら

おやすみ

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