ねじのかお

伴奏仕事 合間時間

思わず 撮ってしまった

「何撮ってるのるの?」て 訊かれて

ねじのかおを…と 言ったら

すこぅし 不思議そうにされた

顔 じゃなくて 頭か?

いや そもそも 体の部位に 喩えるなってはなしだな

ねじを…とでも 言えば よかったのかもね

あにみずむ ぶっとばしました

それはさておき

この子 

見えぬとこで ずっと 働いてたのね

磨かれることもない 

裏っかわの

下向きの

じめじめの

脆い木の

とれたら 戻せなくなって そのまんまの

いつしか ひとつ ふたつ と 

無くなっても 気づかれないような

でも ずっと 錆びるまで

お役目 果たしてた

そんな「かお」が いぢらしくて

おつかれ…とか おもわず いっちゃってたんだよ

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